おおつきの野食

地域の自然史

おおつきの野食 はがつお

はがつお(ハガツオ)はその名の通り、歯の生えたカツオのような魚で、おおつきでは主に一本釣りで漁獲されます。カツオより足が早いため、市場に出ることは少なく漁師さんが家に持って帰り、晩のおかずにすることが多い魚です。私もそのおすそ分けをもらう...
地域の自然史

おおつきの野食 はりめ(ミナミハタンポ)

高知県のはじっこの大月町にすむようになって、これまで知らなかったいろいろな美味しい魚に出会いました。幡多地域ではりめと呼ぶミナミハタンポはその中でもピカイチです。刺し身でもよし、塩焼きでもよし、味噌汁などに入れてもよしの優等生。特に冬につ...
地域の自然史

おおつきの野食 はやぼりたけのこ

おおつきにはおいしいタケノコが採れる竹林がたくさんあります。タケノコ(モウソウチク)の収穫期はふつう春先ですが、前年の夏の終りにタケノコはできており、土の中で春が来るのを待っています。それを12月から1月頃に収穫したものが「はやぼりたけの...
地域の自然史

おおつきの野食 かずらなし(シマサルナシ)

日本にもキウイフルーツが自生しているのを知っていますか? マタタビ科のツル性植物であるシマサルナシ(別名:かずらなし)はキウイフルーツのミニチュアような3センチほどの実をつけます。味もそっくりで甘酸っぱくてとても美味しいです。ちなみ...
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おおつきの野食 びわ

海が近くて気候が暖かいおおつきにはいたるところにびわの樹が生えています。たわわになった実は、まだ夏の遠い6月の上旬には食べごろを迎えます。 おのればえのびわは樹によって味や実の大きさが全然違います。いろいろな場所のびわを食べあるいて...
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おおつきの野食 つのえび(イセエビ)

イセエビのような由緒正しい水産有用種を「野食」として紹介するのは気が引けますが、ここでは近くの海や山で自分で採ることができるものはすべて「野食」の範疇に収めることにします。 おおつきではエビ網(刺し網)漁が行われており、近所の漁師さ...
地域の自然史

おおつきの野食 きびなご

きびなごは南日本の沿岸域に多く見られるにニシン科の小型の青魚で、宿毛湾の特産物の一つです。冬の一番寒い時期に岸近くに集まる習性があり、夜の堤防でいくらでもきびなごをすくうことができます。 手間がかかりますが刺し身にするととても美しい...
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おおつきの野食 やまいも(自然薯)

やまいも(自然薯)は「山の野食の王」ともいうべきものだと思います。とろろにするとダシが必要ないくらい味が強く、土の栄養をそのままいただいているような感じです。 山の多いおおつきにはいたるところにやまいもが生えています。でも、掘るとな...
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おおつきの野食 せい(カメノテ)

カメノテは岩礁性海岸の潮間帯に生息する蔓脚類です。おおつきでは「せい」と呼ばれています。エビと貝の中間のような味がする大変美味しい生き物で、全国で食べられており、高知県の海辺の地域ではポピュラーな食材で、スーパーなどでも売られていることが...
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おおつきの野食 くぼ(マツバガイ・ベッコガサ)

幡多地域では潮間帯に生息するカサガイ類の大型種を「くぼ」と呼び、食用にします。一番よく食べるのはマツバガイです。大型で身がトコブシぐらいあるので、そのまま焼いて醤油を垂らして食べると最高です。 潮間帯の上部にいるベッコガサも身が厚...