地域の自然史

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おおつき昆虫記 アカサシガメ

サシガメは捕食性のカメムシの仲間で、獲物を捕まえて口針を突き刺し、体液を吸うハンターです。 アカサシガメは非常によく目立つ真っ赤な体色をしたサシガメです。おおつきではほかにシマサシガメ、ビロウドサシガメ、ヤニサシガメ、ヒゲナガサシガ...
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おおつき昆虫記 ラミーカミキリ

自然分布はインドシナ半島、中国、台湾。1860~70年代に日本に移入したとされる外来種。おおつきにもたくさん生息しており、春から夏にかけてカラムシなどイラクサ科の植物のまわりでよく見かけます。パステル調の空色がたいへん美しいカミキリです。...
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おおつき昆虫記 アオカミキリ

アオカミキリは金属光沢のある青い体を持つ体長3センチほどのカミキリムシです。おおつきでは成虫は5月ごろから見られ、ウツギ、イボタノキ、ノリウツギ、リョウブ、ヒメジョオン、シシウドなどの白い花を咲かせる植物に集まります。幼虫はイタヤカエデ、...
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土佐の魚「つのえび(イセエビ)」

四国太平洋岸ではエビ網(刺し網)漁が行われています。黒潮洗う美しい海で元気に育ったイセエビの味は格別です。特に獲ったばかりのものは味噌がたっぷり詰まっていて本当に美味しいです。 時々、近所の漁師さんからハネのイセエビ(脚や触角がと...
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土佐の魚「きびなご」

きびなごは南日本の沿岸域に多く見られるにニシン科の小型の青魚で、四国西南部にある宿毛湾の特産物の一つです。冬の一番寒い時期に岸近くに集まる習性があり、夜の堤防でいくらでもきびなごをすくうことができます。 手間がかかりますが刺し身にす...
お知らせ

コラム掲載(広報おおつき平成31年4月号)

大月町(高知県)が発行している広報誌「広報おおつき」に地域の自然と生き物に関するコラムを連載しています。平成31年4月号には種が海を旅する海岸植物、ハマユウを紹介しています。ハマユウは大月町の花でもあります。町のホームページに広報誌のPD...
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野生の食材「やまいも(自然薯)」

やまいも(自然薯)は「山の野食の王」ともいうべきものだと思います。とろろにするとダシが必要ないくらい味が強く、土の栄養をそのままいただいているような感じです。 山の多いおおつきにはいたるところにやまいもが生えています。でも、掘るとな...
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おおつき昆虫記 ナミテントウ

ナミテントウはナナホシテントウとともにおおつきではよく見かけるテントウムシのひとつ。本種はシベリアから九州まで広く分布し、色や斑紋の数には様々なバリエーションがあります。四国や九州ではでは二~四紋型が多いようです。(写真の個体は黒地赤4紋...
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野生の食材「せい(カメノテ)」

カメノテは岩礁性海岸の潮間帯に生息する蔓脚類です。おおつきでは「せい」と呼ばれています。エビと貝の中間のような味がする大変美味しい生き物で、全国で食べられており、高知県の海辺の地域ではポピュラーな食材で、スーパーなどでも売られていることが...
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野生の食材「くぼ(マツバガイ・ベッコガサ)」

幡多地域では潮間帯に生息するカサガイ類の大型種を「くぼ」と呼び、食用にします。一番よく食べるのはマツバガイです。大型で身がトコブシぐらいあるので、そのまま焼いて醤油を垂らして食べると最高です。 潮間帯の上部にいるベッコガサも身が厚...