調査研究

地域の自然史

宇和島市三浦地区の干潟生物リストをまとめました。

宇和島市三浦地区で行われている干潟の保全活動に関連して、宇和島水産高校の生徒さんと一緒に2017年度から安米(あこめ)という場所で干潟の生物調査を行っています。(昨年5月に行った調査実習の様子はここ) 今回、これまでの調査で撮りため...
地域の自然史

続・宇佐~須崎地区の海藻調査

11日、12日の日程で先週も行った宇佐~須崎地区の海藻調査の続きを行いました(現地調査は11日に実施、12日は標本作製作業)。これで予定していた範囲の調査が終わりました。須崎湾の入り口あたりから横浪半島の太平洋岸を40ヶ所ぐらい見てまわっ...
地域の自然史

宇佐~須崎地区の海藻調査

今、高知大学総合研究センター海洋生物研究教育施設(土佐市宇佐町井尻)の技官さんが進められている海藻調査のお手伝いをしています。高知県沿岸における大型海藻類(主にホンダワラ類)の分布および海藻群落の種構成の長期的な変化の把握するために実施し...
地域の自然史

宇佐生物調査(10月)

高知大学の方々と一緒にやっている宇佐の沿岸域生物調査の10月分調査を行いました。今日行ったポイントは浦ノ内湾の入り口にあたる砂泥が広がっている場所。砂潜性のウニの仲間であるブンブク類がいそうなところだなと思い、砂を素手で掘ってみると出るわ...
地域の自然史

宇佐・浦ノ内湾生物調査

高知大学の方々が月1でやっている浦ノ内湾の生物調査に、前回から参加させてもらっています。今日は湾内のポイントで潜りました。赤潮が出ており海の中は真っ暗、泳いでも泳いでも泥の海底が延々と広がるという普通ならば潜水しないようなところでしたが、...
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頭集川で干潟のカニの調査と撮影2日目

昨日に引き続き頭集川河口の干潟でカニ類の調査と撮影を行いました。今日のメインターゲットはヒライソモドキの仲間です。頭集川河口ではヒメヒライソモドキ、タイワンヒライソモドキの記録が過去にありますが、私はまだ見ていないので探してみました。 ...
地域の自然史

頭集川で干潟のカニの調査と撮影1日目

大月町内の淡水産甲殻類の分布状況の調査と写真資料の収集を進めています。今日は潮まわりがよかったので、頭集川の河口干潟でを攻めてみました。これまでに何度も来ている場所で、この間はアシハラガニを探しに来ました(過去記事)が今日は本調査で、河口...
地域の自然史

かたつむり調査 コハクオナジマイマイ

高知県を中心とした南四国は貝類の宝庫と言われており、海産の貝類だけでなく、陸産貝類も種類が大変豊富です。地域の自然ともっと仲良くなるために身近な生き物カタツムリについて、今勉強しています。 前回はフタのあるカタツムリ3種を紹介しまし...
地域の自然史

宇佐土曜市で売っていた謎ガニの正体

先日の横波半島巡検のとき、宇佐の漁港でやっている宇佐土曜市に寄りました。茹でたワタリガニが売られていたので見ていたら、一パックだけ違うカニがありました。値札には「イワカニ」と書かれており2匹で750円。イシガニの仲間であることはわかりまし...
地域の自然史

アシハラガニを探して(頭集川河口)

大月町における淡水産甲殻類の分布状況を把握しようといろいろな川でエビやカニを探しています。今日はアシハラガニを探してみました。 アシハラガニはその名の通り、河口域にあるアシ原すむカニです。干潟に行けばいくらでも見ることができるごく普...