2019-08

地域の自然史

おおつきのカニ ベンケイガニ

ベンケイガニ(ベンケイガニ科)は河口付近の汽水域に近い草むらや河川敷などで見かける赤い色をしたカニです。甲は四角く、脚には硬くて長い毛が生えています。 川の周辺にはほかにアカテガニという赤いカニがいて見分けがつきにくいですが、ベンケ...
地域の自然史

おおつきのカニ クロベンケイガニ

クロベンケイガニ(ベンケイガニ科)は河口域に生息するベンケイガニの仲間です。甲はほぼ四角形で凹凸がありゴツゴツしています。オスのハサミ脚はきれいな紫色をしています。脚には硬くて長い毛がびっしりと生えています。 ...
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セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ

学名 Uroleucon nigrotuberculatumカメムシ目・アブラムシ科大きさ 4mm前後 とにかく長い名前を持つ真っ赤なアブラムシ。北米原産のセイタカアワダチソウにつきます。おおつきでも家のまわりの空き地などにセイタカ...
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おおつき昆虫記 マガリケムシヒキ

ムシヒキアブの仲間は捕食性で、小型の甲虫やハエ類などをおそい体液を吸います。おおつきでよく見るのはマガリケムシヒキという種類です。 ムシヒキアブの狩りはパワフルかつ、スピーディーです。飛んでいる虫を空中でがしっと捕まえて、獲物を抱き...
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おおつき昆虫記 アミメアリ

アミメアリはおおつきで一番よく見かけるアリの一つです。東南アジアから東アジアにかけて広く分布する種で、頭や胸の表面に細かい縮れたシワのようなものがあり、網目模様になっているのが特徴です。 吸蜜性のアリでクヌギなどの樹液などによく集ま...
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おおつき昆虫記 クロカナブン

エナメルのような強い光沢のある黒い体を持つカナブン。昼間に活動し、クヌギなどの樹液に集まります。他のカナブンと同様に動きが素早く、また高い飛翔性を持っています。 分類上はアオカナブンに近縁で両後足の付け根の左右の基節がお互いに接しま...
地域の自然史

カワトンボの勉強

私がフィールドにしている四国西南地域にはいくつかの種類のカワトンボが生息しています。撮りためた写真を整理するためにカワトンボ類の分布や見分け方などを調べたので、忘れないうちにメモしておきます。 カワトンボ科の特徴と種類 カワト...
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おおつきのカニ アカテガニ

アカテガニは真っ赤なハサミが特徴的なベンケイガニの仲間です。本種は陸生で海岸や川の近くの森や林に多く見られるほか、水辺から遠く離れた山の尾根近くや深い森などにも生息しています。ベンケイガニに似ていますが、甲の凹凸が弱く、縁に切れ込みがない...
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土佐の魚「狐顔のカツオ はがつお」

はがつお(ハガツオ)はその名の通り、歯の生えたカツオのような魚で、おおつきでは主に一本釣りで漁獲されます。カツオより足が早いため、市場に出ることは少なく漁師さんが家に持って帰り、晩のおかずにすることが多い魚です。私もそのおすそ分けをもらう...
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キノコの勉強 ニセキンカクアカビョウタケ

薄暗い渓流沿いの林道や田んぼの周り、海岸林などを歩いていると実にいろいろなキノコが生えています。形や色が面白いので眼にするたびに写真を撮るのですが、まだまだ「勉強」が足りない分野で名前がわからないものばかり。少しずつ調べて覚えていきたいと...