うるめといわし

地域の自然史

巻き網船で働いているお隣さんが今日も水揚げしたばかりの魚を持ってきてくれました。

なんともきれいなびちびちのいわしでウルメイワシとマイワシが混じっていました。すぐに刺身にして食べ比べてみたのですが、どっちもべらぼうにうまい!甲乙つけがたかったです。身質を比較するとウルメイワシのほうがやはり若干柔らかくて、ねっとりした感じ。マイワシのほうは弾力があり、噛み応え〇。どちらがいいかは好みですね。

マイワシの主な産卵期は土佐湾では2–3月(小西,1980; 黒田,1991)とされています。今日もらったものも生殖腺が発達していたものもいたので本当の旬はもう少し手前の時期ということになるのかもしれません。ウルメイワシのほうはマイワシより産卵期が遅い(3~4月以降)ので今の時期がまさにどんぴしゃの旬になるかと思います。

オリーブオイル焼きも作ってみました。味付けは岩塩とブラックペッパーでシンプルに。食べるときにレモンを軽くしぼりました。これがまたべらぼうにうまかったです。

いわし丼。各一匹分の半身を大胆にそのまま盛りつけ、どんぶりで。
オリーブオイル焼き。信じられないほどうまい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました