おおつき昆虫記

地域の自然史

おおつき昆虫記 ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモンはアジア地域に広く分布している南方系のヒョウモンチョウの仲間で、おおつきでもよく見かける蝶です。幼虫の食草はスミレ類で、パンジーやビオラなどの園芸植物もよく食べます。そのため、花壇などにもメスが卵を産みにやってきます。娘...
地域の自然史

おおつき昆虫記 キイトトンボ

北海道と沖縄を除く、日本全国に生息するイトトンボの仲間。おもに平地や丘陵地、低山地の水草がよく茂った池や沼、湿地などに生息しており、成虫は5月下旬から10月下旬にかけて見られます。 体、特に腹の部分が蛍光色のようにも見える明るい黄色...
地域の自然史

おおつき昆虫記 アカサシガメ

サシガメは捕食性のカメムシの仲間で、獲物を捕まえて口針を突き刺し、体液を吸うハンターです。 アカサシガメは非常によく目立つ真っ赤な体色をしたサシガメです。おおつきではほかにシマサシガメ、ビロウドサシガメ、ヤニサシガメ、ヒゲナガサシガ...
地域の自然史

おおつき昆虫記 ラミーカミキリ

自然分布はインドシナ半島、中国、台湾。1860~70年代に日本に移入したとされる外来種。おおつきにもたくさん生息しており、春から夏にかけてカラムシなどイラクサ科の植物のまわりでよく見かけます。パステル調の空色がたいへん美しいカミキリです。...
地域の自然史

おおつき昆虫記 アオカミキリ

アオカミキリは金属光沢のある青い体を持つ体長3センチほどのカミキリムシです。おおつきでは成虫は5月ごろから見られ、ウツギ、イボタノキ、ノリウツギ、リョウブ、ヒメジョオン、シシウドなどの白い花を咲かせる植物に集まります。幼虫はイタヤカエデ、...
地域の自然史

おおつき昆虫記 ナミテントウ

ナミテントウはナナホシテントウとともにおおつきではよく見かけるテントウムシのひとつ。本種はシベリアから九州まで広く分布し、色や斑紋の数には様々なバリエーションがあります。四国や九州ではでは二~四紋型が多いようです。(写真の個体は黒地赤4紋...
地域の自然史

おおつき昆虫記 トノサマバッタ

開けた原っぱを歩いていると、草の陰から大きなバッタが音を立てて飛び出してきて驚かされることがあります。日本最大のバッタ、トノサマバッタです。 トノサマバッタ(バッタ科)は北海道から沖縄まで日本全国に分布している大型種で、日当たりの良...