頭集川で干潟のカニの調査と撮影1日目

地域の自然史

大月町内の淡水産甲殻類の分布状況の調査と写真資料の収集を進めています。今日は潮まわりがよかったので、頭集川の河口干潟でを攻めてみました。これまでに何度も来ている場所で、この間はアシハラガニを探しに来ました(過去記事)が今日は本調査で、河口域の砂泥が堆積した範囲をガッツリと攻めました。何年か前にここでハクセンシオマネキを確認しています。大月町におけるハクセンシオマネキの生息地は私の知る限りここだけです。

今でもハクセンシオマネキがいるのかを確かめるのが今日のミッションの一つでしたが、川の左岸にある砂泥の堆積した範囲で8個体ぐらいのハクセンシオマネキの集団を確認することができました!河口域は広いですが、ハクセンシオマネキが生息できるような場所は丁度いい高さ&底質の場所はほんのわずかです。まわりにはチゴガニ、コメツキガニもたくさんいて、干潟に腹ばいになり、長い時間楽しく撮影ができました。明日も来ようと思います。

花崗岩質なので砂がきれい。ふかふかでふくらはぎのあたりまで足が砂に埋まります。

ここのハクセンシオマネキは左利きが多いです(これは右利き)。

ウロコガイの仲間(マメアゲマキ類)もいました。

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