umibelabo

地域の自然史

クロカナブンがいた

家のすぐ近所にとてもいい樹液ポイントがあります。最近、毎日のように通っていろいろな虫を観察をしています。今日は家族で宿毛に買い物に行く途中にちょっとだけ立ち寄ったのですが、なんとクロカナブンがいました。 クロカナブンは高級なエナメル...
地域の自然史

おおつき昆虫記 ハグロトンボ

細長い体と黒い翅を持ったカワトンボの仲間。胴体の色はオスは光沢のある金緑色で、メスはオスよりも黒っぽい色をしています。河川の岸辺で見られ、平地や丘陵地の水生植物が繁茂したゆるい流れの場所好みます。 おおつきではハグロトンボのことを「...
地域の自然史

おおつきのカニ サワガニ

サワガニ(サワガニ科)は本州、四国、九州に分布する日本固有種です。「さるかに合戦」にも登場している、古来より日本人にとって親しみ深いカニで す。 サワガニは淡水性できれいな水が流れる谷川に生息しています。昼間は川の中の石の下などにか...
保全

宿毛湾アマモ調査

今日は宿毛市の産業振興課、宿毛漁業指導所の方々と宿毛湾のアマモ調査をしました。はじめに湾奥にある一島のまわりを見てみました。アマモは生えていませんでしたが、初めて泳ぐ場所だったので興味深かったです。その後は内外ノ浦の港に近い呼崎の前で泳ぎ...
お知らせ

コラム掲載(広報おおつき令和元年8月号)

私がコラムを掲載している町の広報誌「広報おおつき」令和元年8月号が出ました。今回は身近な川のカニ、サワガニについて紹介しています。町のホームページに広報誌のPDFファイルが公開されています。興味のある方はダウンロードしてみてください。(中...
地域の自然史

おおつき昆虫記 コスズメの幼虫

コスズメ(スズメガ科)の幼虫にはいくつかの色彩型があり、緑色・褐色・赤褐色のものがいます。体の側面に数個の眼状紋があり、尾端には長い尾角があります。食草はオオマツヨイグサ、ノリウツギ、ブドウ、ノブドウ、ヤブカラシ、ツタ、エビヅルなどです。...
地域の自然史

おおつき昆虫記 カブトムシ

カブトムシは言わずと知れた夏の虫の代表選手。クワガタムシと並んで昆虫少年に大変人気があります。森や林の多いおおつきにはカブトムシがたくさんいます。 コガネムシ科の大型の甲虫であるカブトムシは北海道から沖縄まで日本全国に分布しています...
地域の自然史

おおつき昆虫記 ミヤマカワトンボ

カワトンボ科の最大種で体長60mmを超えるとても立派なトンボです。清流にすみ、平地の小川から源流域まで見られます。雄は翅が濃い褐色で腹部は強い金属光沢のある青色です。メスは翅の色が淡く、一部帯状に濃い褐色の部分を持ち、縁には白い偽縁紋があ...
地域の自然史

娘たちを川につける

宇佐に住んでいる友人家族がおおつきに遊びに来てくれました。うちの娘たちも連れて、昨日は5時間ぐらい竜ヶ迫の白浜で遊びました。海の次は川!ということで、今日は伊与野川に遊びに行きました。水にさえつけておけば夏の子どもは文句言いません。箱メガ...
地域の自然史

おおつき昆虫記 アサヒナカワトンボ

清流にすみ、川辺から離れることなく一生を過ごすカワトンボの仲間。雄には橙色の翅を持つものと、透明な翅を持つものがいます。このうち橙色翅型は縄張りをつくり、交尾後に産卵するメスを守る行動(産卵警護)をとります。透明翅型のオスは縄張りを持たず...