おおつき昆虫記 クロカナブン

地域の自然史

エナメルのような強い光沢のある黒い体を持つカナブン。昼間に活動し、クヌギなどの樹液に集まります。他のカナブンと同様に動きが素早く、また高い飛翔性を持っています。

分類上はアオカナブンに近縁で両後足の付け根の左右の基節がお互いに接します。体型も似ており、カナブンに比べると細身です。

本種は他のカナブン二種と違い、幼虫期間が2年と長いことが知られています。四国地域では近年減少傾向にある種とされ、高知県では準絶滅危惧種に指定しています。

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