地域の自然史

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おおつきのカニ サワガニ

サワガニ(サワガニ科)は本州、四国、九州に分布する日本固有種です。「さるかに合戦」にも登場している、古来より日本人にとって親しみ深いカニで す。 サワガニは淡水性できれいな水が流れる谷川に生息しています。昼間は川の中の石の下などにか...
保全

宿毛湾アマモ調査

今日は宿毛市の産業振興課、宿毛漁業指導所の方々と宿毛湾のアマモ調査をしました。はじめに湾奥にある一島のまわりを見てみました。アマモは生えていませんでしたが、初めて泳ぐ場所だったので興味深かったです。その後は内外ノ浦の港に近い呼崎の前で泳ぎ...
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おおつき昆虫記 コスズメの幼虫

コスズメ(スズメガ科)の幼虫にはいくつかの色彩型があり、緑色・褐色・赤褐色のものがいます。体の側面に数個の眼状紋があり、尾端には長い尾角があります。食草はオオマツヨイグサ、ノリウツギ、ブドウ、ノブドウ、ヤブカラシ、ツタ、エビヅルなどです。...
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おおつき昆虫記 カブトムシ

カブトムシは言わずと知れた夏の虫の代表選手。クワガタムシと並んで昆虫少年に大変人気があります。森や林の多いおおつきにはカブトムシがたくさんいます。 コガネムシ科の大型の甲虫であるカブトムシは北海道から沖縄まで日本全国に分布しています...
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おおつき昆虫記 ミヤマカワトンボ

カワトンボ科の最大種で体長60mmを超えるとても立派なトンボです。清流にすみ、平地の小川から源流域まで見られます。雄は翅が濃い褐色で腹部は強い金属光沢のある青色です。メスは翅の色が淡く、一部帯状に濃い褐色の部分を持ち、縁には白い偽縁紋があ...
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娘たちを川につける

宇佐に住んでいる友人家族がおおつきに遊びに来てくれました。うちの娘たちも連れて、昨日は5時間ぐらい竜ヶ迫の白浜で遊びました。海の次は川!ということで、今日は伊与野川に遊びに行きました。水にさえつけておけば夏の子どもは文句言いません。箱メガ...
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おおつき昆虫記 アサヒナカワトンボ

清流にすみ、川辺から離れることなく一生を過ごすカワトンボの仲間。雄には橙色の翅を持つものと、透明な翅を持つものがいます。このうち橙色翅型は縄張りをつくり、交尾後に産卵するメスを守る行動(産卵警護)をとります。透明翅型のオスは縄張りを持たず...
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スイカの収穫

夏です。町内産のスイカが収穫期を迎えています。道の駅(ふれあいパーク大月)にもたくさん出ているので、機会があればぜひご賞味ください。  
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おおつき昆虫記 オオヒラタアトキリゴミムシ

アトキリゴミムシの仲間の多くは樹上性で、オオヒラタアトキリゴミムシ(オサムシ科)も基本的に樹の上で暮らしています。そのため実際に眼にすることは少ないですが里山を代表する虫の一つです。光沢のある濃い赤っぽい飴色の体と青灰色の大きな眼がよく目...
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千万滝(大月町周防形)

大月町の周防形地先の尻貝から古満目の方に少し入ると断崖連なる海岸があります。この付近は地元で千万滝(せんまんだき)と呼ばれています。千万滝には海蝕洞がいくかあり、その一つは人が住めるほどの広さのあるドーム状になっています。ここはシーカヤッ...