地域の自然史

地域の自然史

おおつきのカニ タカノケフサイソガニ

タカノケフサイソガニ(モクズガニ科)は河川の感潮域の礫底にすむ小型のカニです。河口域の 礫の多い場所で石や岩をひっくり返していると必ず眼にします。 以前はケフサイソガニ1種とされていたものが、ケフサイソガニと本種に分けられました。ケ...
地域の自然史

いたぶ(イヌビワ)が食べごろ

いたぶ(イヌビワ)の実が黒く熟し、食べごろをむかえました。今年は例年よりたくさん実がなっているような気がします。鳥などに食べられないうちに娘を連れて取りに来たいと思います。
地域の自然史

頭集川で干潟のカニの調査と撮影2日目

昨日に引き続き頭集川河口の干潟でカニ類の調査と撮影を行いました。今日のメインターゲットはヒライソモドキの仲間です。頭集川河口ではヒメヒライソモドキ、タイワンヒライソモドキの記録が過去にありますが、私はまだ見ていないので探してみました。 ...
地域の自然史

頭集川で干潟のカニの調査と撮影1日目

大月町内の淡水産甲殻類の分布状況の調査と写真資料の収集を進めています。今日は潮まわりがよかったので、頭集川の河口干潟でを攻めてみました。これまでに何度も来ている場所で、この間はアシハラガニを探しに来ました(過去記事)が今日は本調査で、河口...
地域の自然史

かたつむり調査 コハクオナジマイマイ

高知県を中心とした南四国は貝類の宝庫と言われており、海産の貝類だけでなく、陸産貝類も種類が大変豊富です。地域の自然ともっと仲良くなるために身近な生き物カタツムリについて、今勉強しています。 前回はフタのあるカタツムリ3種を紹介しまし...
地域の自然史

かたつむり調査 フタのあるかたつむり探し

♫でんでんむしむしか~たつむり~と歌われる陸にすむ巻き貝、かたつむり。家のまわりにもたくさんいるのにこれまで種類を調べたことがありませんでした。これではいけない!と思い、カタツムリの調査(勉強)をはじめました。今日は町内の海岸林でふたのあ...
地域の自然史

おおつきのカニ フタバカクガニ

河口付近の泥地や干潟にあるアシ原付近にすんでいるベンケイガニの仲間。甲は四角く、前側縁にはっきりとした切れ込みが一つあり、ふたつの歯が見えることから「二歯」とついています。アシハラガニと同所的に見られますが、本種は泥や砂に巣穴を作ることが...
地域の自然史

おおつきのカニ ハクセンシオマネキ

ハクセンシオマネキ(スナガニ科)は干潟に住むカニ、シオマネキの仲間です。オスは白い扇に例えられる大きな白いハサミを持ち、それを振って縄張りをアピールしたり、メスに求愛したりします。 宿毛湾周辺地域にある干潟にはハクセンシオマネキとシ...
地域の自然史

おおつきのカニ アシハラガニ

アシハラガニ(モクズガニ科)は河口付近の干潟にすんでいるカニです。アシ原に巣穴を掘って暮らしています。おおつきには広い干潟がないのでアシハラガニを見ることができる場所は限られています。 立派なハサミを持った強そうなカニですが、意外と...
地域の自然史

宇佐土曜市で売っていた謎ガニの正体

先日の横波半島巡検のとき、宇佐の漁港でやっている宇佐土曜市に寄りました。茹でたワタリガニが売られていたので見ていたら、一パックだけ違うカニがありました。値札には「イワカニ」と書かれており2匹で750円。イシガニの仲間であることはわかりまし...